頭ヒャッハーにして楽しめる良作です。V8を崇めよ。
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- ストーリー
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- ヒャッハー感
- 5
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- 映像
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- 演技
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- テンポ
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評価:
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の概要
あらすじ
石油も、そして水も尽きかけた世界。主人公は、愛する家族を奪われ、本能だけで生きながらえている元・警官マックス。資源を独占し、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーの軍団に捕われたマックスは、反逆を企てるジョーの右腕フュリオサ、配下の全身白塗りの男ニュークスと共に、ジョーに捕われた美女たちを引き連れ、自由への逃走を開始する。
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出演・監督・ジャンル等
- 出 演 :トム・ハーディー, シャーリーズ・セロン, ニコラス・ホルト
- 監 督 :ジョージ・ミラー
- ジャンル:SF, サスペンス, 冒険, アクション
- 上映時間:120分
- 国 :アメリカ
- 公開年 :2015年
以下「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のネタバレあり。
感想①ヒャッハーな世紀末でめちゃくちゃワクワクする
私がマッドマックスに求めている物、それは世紀末な世界観である。そしてこの作品の世界観は、私の想像を超えて表現されており、100点満点中120点の出来と言っていい。
ゴテゴテに武装した車やならず者のデザインは勿論、砦の支配者イモータン・ジョーが権力を象徴するかのように貴重な水を滝のように流すシーンは最高である。さらにドラムと火を噴くギターに超巨大なスピーカーを載せた演奏専用巨大車が出てきたところで、私の興奮はピークに達した。
「なんてワクワクする世界なんだろう!」と。
感想②迫力あるカーチェイスアクション
この映画のアクションシーンは迫力あって面白い。しかもアクションシーンはほぼカーチェイスのみという徹底ぶり。
そして戦い方もユニークだ。世紀末な車に搭載されている武器は刺突爆雷(槍の先に爆弾を付けたもの)であったり、超大型の丸ノコギリであったり、火炎放射であったりと様々。この映画でしか見れないアクションシーンが盛りだくさんで見ていて飽きない。
感想③ドラマシーンは退屈でテンポが悪い
欠点としてはストーリーに面白みがなく、またテンポが悪いところだ。
アクションシーンの合間にドラマが入るのだが、特に面白みのあるシーンはない。折角新天地への旅を描いたロードムービーの形をしているのだから、旅の先々で様々なトラブルや舞台が見たかったのだが、展開としては「新天地へ向かう主人公一行」と「それを追うイモータン・ジョーによる妨害」ばかりだ。
物語では遠景しか映らなかった「ガス・タウン」のような街に訪れることがあれば、さらに世界観が深まって良かったと思う。
また、序盤は大隊長であるフュリオサの立ち位置や行動が謎のままストーリーが続くので、アクションシーンに集中できないところがあったのも残念なポイント。
最後に
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- ストーリー
- 2
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- ヒャッハー感
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- 映像
- 4
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- 演技
- 4
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- テンポ
- 3
評価:
過去作を見ていなくても全く問題なく楽しめる良作アクション映画だった。ストーリーやテンポがもう少し良ければもっと楽しめたと思う。
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